UAVレーザー計測

専用UAVに高性能レーザスキャナと高精度GNSS/IMUシステムを搭載し、上空からの地形・地物計測に特化したUAV搭載型レーザスキャニングシステムを新たに開発！
低高度・高速スキャンにより従来の航空レーザ測量やUAV写真測量では困難であった、高密度な『地表面点群データ』を取得します。

システム構成最新機器を高次元でインテグレーション

特徴自動航行システムにより安全に効率よく地形を計測


機体は国内有数の産業用無人機メーカーであるPRODRONE社製を採用。VUX-1の優れた測定性能を最大限に活かす安定飛行を実現しました。	均質で高密度･高精度な点群取得に欠かせない自動航行技術。レーザ計測幅や高度、オーバーラップを考慮した最適な飛行経路を管理します。

UAVの航跡データから、電子基準点･工事基準点を使用した最適軌跡解析を実施。瞬間の機体位置と傾きを高精度に算出し、スキャンデータと統合します。	1フライト(15分)で約15haを高速自動スキャン。往復コースを複数設定し、コース間の重複計測を行うことでデータ欠測を防ぎます。

活用事例多様な現場条件に幅広く対応、調査・測量・設計業務をサポート


高密度な計測性能と高度なフィルタリング処理により植生下の地盤標高を自動･手動抽出。写真測量では難しかった詳細な地形形状を取得します。	現場は三次元点群データとして電子管理。距離測定や面積算出をいつでも行えます。概略設計等の設計変更にも再測量なしで各種図面を作成可能です。

森林管理に不可欠な資源情報の基礎データ(樹高･林相等)を収集します。森林情報解析との連携により森林GISへの高度利用が可能です。	斜面表層の微地形を詳細に計測することで不安定斜面を抽出。斜面崩壊等による災害時には現地に立ち入ることなく迅速に全体像を把握します。

UAVの機動性を活用し、航空機では難しい中小規模範囲の高頻度計測が可能です。定期及び工程毎の土量算出等に柔軟に対応します。