風土記の丘研修センターにて、山梨県埋蔵文化財センター・山梨県考古学会協会主催の2025年度第2回遺跡調査発表会が開催されました。弊社からは文化財調査課の藤巻調査員が発掘調査を行った甲府市神田遺跡について講演を行い、大勢の方に来ていただきました。
神田遺跡は甲府市千塚三丁目地内に所在し、市街西部を南流する荒川左岸の微高地に位置し、弥生時代後期から平安時代にかけての竪穴住居跡11基や溝跡17条、土坑31基などが確認されました。特徴的な遺構として、古墳時代前期の土器がまとまって出土した溝跡や、かまどに据えられた羽釜を含む約300点もの遺物が出土した平安時代の竪穴住居跡があります。また、平安時代の竪穴住居跡の直上に堆積する包含層から白銅製の和鏡も出土しました。
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