弊社では、UAVレーザ測量システム『PD6』の更なる安全性・計測精度・作業効率の向上を目的としてUAV本体の改良を実施しました。

主な変更点は以下のとおりです。

1.FC(フライトコントローラー)の変更

FCは機体制御の要となるコンピュータ機器です。今回、これまで搭載していたDJI社製『A3』から同社製『A3 Pro』へと変更しました。

A3 Pro』は3つのIMU(慣性計測装置)とGNSSユニットを搭載することで6重の冗長性を確保しており、UAVの飛行について更なる信頼性と正確性を確保することができます。

2.機体バランスの調整

機体に搭載する各機器(FCユニット、バッテリー、レーザスキャナ機器)の構造・配置を見直し、機体バランスを再調整しました。

これにより飛行安定性が向上し、機体の振動から生じるUAVレーザ測量時の計測データの精度劣化が軽減されます。

弊社は、今後もUAVの安全運航を第一に、更なる測量精度の向上を目指して活動して参ります。